かなり昔の話(7,8年前か?)で申し訳ない。あまり知られていないが、とある少女雑誌で西成に絡む大事件が起きた。
「俺のアニキ、ニシナリに住んでいるから・・・・」
主人公の少年が口にしたたった一言のセリフ。このセリフのおかげで当該漫画は連載打ち切りとなった。いや、
正確にはそのコマ下に付けられた
(*ニシナリ・・・・・・気の弱い人は住めないところ)
という趣旨の注釈によってと言うべきか。
注釈が作者によるものか、掲載雑誌の編集者の手によるものか。Webmasterには知る手段はない。
しかしこの一コマによって「関係各位」から編集部あてに抗議文が寄せられ、「不適切な内容」
があったという謝罪文とともに当該連載が打ち切られたというのが事実らしい。
「関係各位」とは西成になんらかの関係のある人(西成区民、出身者、自治体など)であろうことが容易に想像できる。
「イギリス人の作る料理は不味い」と言われて抗議するフランス人はいないからね。もしかしたらどこかの人権団体
かもしれない。
では「不適切な内容」についてはどうか?この編集部はおそらく、
ニシナリを「気の弱い人は住めない」と決めつけてしまったこと を 「不適切」
だとしているのだろう。では実際は?真の西成とはどういう町なのか?どんな人が住んでいるの?TVニュースなんかでやっている
ホームレスってそんなにいるの?
そんな疑問にこたえるべく、大阪市西成区在住のWebmasterが当サイトを立ち上げるに至ったのである。
が、このサイトを見つけてから方針を少し変更することにした。
このサイトによれば当該漫画中の「西成」の文字に付けられた注釈は正確には「大阪の地名。気の弱い人は近づかない方が無難なトコロ」というものであったらしい。
「気の弱い人は住めない、住んではいけない」と断定するならいざ知らず、「近づかない方が無難」といった個人的な意見すら述べてはいけないのか?
決して人権啓発推進会やその他の団体の抗議活動を非難しているのではない。作者側に表現の自由があるように、市民団体や個人にも意見を述べる自由はある。
Webmasterだって自分の住んでいる地域を「近づかないほうが無難なところ」といわれれば文句の一つもいいたくなる。が、Webmasterには100%の自信を持って言うことができない。
「やっぱ西成って最高だよな。もし俺に娘がいて、それでもって結婚まじかで、新婚住居を探しているんだったら西成を奨めるね」と。
この手のお話にはつきものの、まずは地理的説明から・・・・・などというまどろっこしいことは省略させていただく。場所を知りたい方は自分で地図でも見てくれ。気の短いWebmaseterは結論から言わせてもらう。



左から順にあいりん総合センター(労働福祉センター、いわゆる職安)、メインストリ−ト、宿泊施設。
あいりん地区が主として建築・土木関係にたずさわる労働者の街であることはみなさんもご存知の通り。
昔は釜ケ崎の名前で呼ばれていた。もちろん一般住宅もたくさんあり、建設業以外を生業にしている人も多く存在する。
なんでも釜ケ崎という地は1900年代の始め頃、お隣の天王寺で内国勧業博覧会が開催された際に付近に住んでいた貧困層の
人々を強制的に移住させたのが始まりだとか・・・・・
注目すべきは61年の暴動であろう (詳細は ここ )。70〜80年代にも職にアブれた労働者が仕事を求めて座り込みやらデモ行進やらを起こし、警察を巻き込んでいる。 が、すべては61年の事件が発端のような気がする。 この事件さえなければ現在の西成・あいりん地区のイメージは大きく変わっていたかもしれない。
「労働者」といえば彼らの寝床であるドヤ、簡易宿泊施設を忘れてはならない。ここ
によれば1998年の時点で宿泊施設は200軒近く、2万人近い収容能力人員になるそうである。(ちなみに西成区の人口は約14万人)
ドヤの集積地・あいりん地区の発展に貢献したものとして大阪万博、バブル経済という世紀の2大イベント(?)が挙げられる。現在見られる大型宿泊施設(木造ではなく鉄筋のホテル風のモノ)のうち古いものは
大阪万博時に、新しいものはバブル期に収容人員増を目的として改築されたものと推察される。つまり右肩あがりの経済急成長を前提としてあいりん地区は巨大化していったのである。
前者の場合はまだよかった。万博が終わっても日本はまだ高度成長期。公共工事という名前の需要がいくらでもあった。しかし後者の場合は・・・・・・・検証(想像)してみよう。
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バブル期には土地屋も、株屋も、いや、お役人でさえも日本の経済成長は果てしなく続くと考えたに違いない。
だからこそ銀行は無担保同然で金を貸し、企業側も無計画のまま事業を拡大させてしまった。 |

行政サイドに対する高齢者向けの清掃事業の拡大要求もその1つ。路上死を防ぐための夜回りをしているボランティアグループもある。西成差別を糾弾する運動もあれば付近住民への啓発活動を推進する会もある。長年にわたり三角公園で炊き出し(左写真)を行っている組織もある。
その大半は無償奉仕、どれも頭の下がるものばかりである。理不尽なものも中にはあるが、すべてはホームレスとなった弱者を思ってのモノばかり。
確かにそれら要求や希望のすべてが行政の力により実行されれば西成・あいりん地区は大きく変わるであろう。
かといって行政サイドが何もしていないわけではない。要求の幾つかは実現されている。たとえば梅雨期や冬季の緊急避難的あいりん総合センターのシャッター夜間開放
(ここのサイトに写真あり)、
越年対策として年末年始には短期間(1999年は12/29〜1/7まで)ながらも臨時宿泊所の設置、そして今年になってからも臨時宿泊所なみのプレハブ(下図 2000年3月24日撮影)を三角公園南側に設置している。
| 4月5日追加 | 上記「臨時宿泊所なみプレハブ」は「あいりん夜間シェルター」として2000年4月1日にオープンした。3年間という期間限定運営で、利用時間は午後6時半から翌午前5時まで。労働福祉センターで 整理券が配られ、600人が利用できる。夜食として毎日かんぱんが配られるらしい。この施設のオープンに伴い、昨年9月から野宿者用に設けられていた大型テント(約400人収容)は閉鎖された。 |
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← 整理券を求めて並ぶ人々。配布は午後1時から始まるが、荷物だけを置いての場所取りは禁止されているので、早めに並ばないといけない。(写真は午前11時ごろ撮影)
並んでいる間は職探しとか、空き缶・ダンボールの回収といった仕事もできない。
えっ?この程度では不充分?日々ボランティア活動に骨を折っている方々のご意見はごもっとも。たしかに日本国民である彼らには人として最低限の生活を送る権利が保証されている。
えっ?財源がない?大阪市や府の力だけでは解決できない?国が主導となって解決策をさがさないと・・・・・・そんな行政サイドからのご意見もごもっとも。 川崎市が市内のホームレス対策として日額660円の「パン券」を無条件支給していた頃、近隣の地方自治体職員が「川崎市に行けばパンがもらえる」といってホームレスに川崎までの切符の回数券(片道分)を渡したという事件が実際におきている。大阪市が手厚い保護をすればするほど市内のホームレスの数は増えるであろう。
「ホームレスに占拠されて公園がつかえない」「ベンチや水飲み場が占拠されている」「家の前の道路に大小便して掃除しない」「夜間、家の前を寝床にされている」
といった地域住民の切実な声も忘れてはいけない。


「好きでホームレスになった訳じゃない。仕事さえあれば・・・・」「仕事がない。土建業以外の仕事も探したが、住所不定ではどこも雇ってくれない。ましてやこの不況となると・・・・」
「高齢で持病持ち。なのに行政はああだこうだと難癖をつけて生活保護を適用してくれない」
それら当事者の意見にも一理ある。
ちなみに大阪市発行の「生活保護のしおり」によれば
保護を受けるためには次のような努力が必要との事である。

@働く能力がある人は働いて収入を得てください。
A親・子・兄弟姉妹・子供の父親などの民法に定める扶養義務者からの援助を受けてください。
B他の法律や制度から給付される年金や手当等を必ず受けてください。
C資産(預金、生命保険、活用可能な土地・家屋・自動車等)についても、活用や処分をして当面の生活費にあててください。
以上の意見をすべて踏まえた上で問う。あなたならどうする?あなたがもしこの国の首相であったなら?
今の政治家連中ならこんなもんだろう。
「これまでの国の政策方針が間違っていた」
「今こそ税金の使い道をもっと真剣に考えるべきだ。公共事業中心でなく、未来につながる教育に重点をおいて・・・」
「いや、こんな時代だからこそ基本に返って公共施設をどんどんつくり・・・」
「そうだそうだ。中高年にはパソコンは使えない!形あるモノを作ってこそ産業というんだ」
「いやいや、これからの産業構造は情報・通信が中心になり・・・」
「パソコンは万能じゃないぞ。悔しかったらパソコンでラーメンを作ってみせろ!」
「すべては自民党が悪い」
「かといって他の政党が政権をになっていればもっと悪くなっていたかもしれない」
となり、10年、20年後に結局は国が莫大な税金を使ってなんとかするのがオチではなかろうか?それについてWebmasterがどうこう言うつもりはない。結果として西成・あいりん地区が誰にとっても住みよい町になればよいのである。ホームレスを含む地域住民、関連団体、ボランティアグループ、そして行政が喧喧諤諤、話し合いに話し合いにを重ね、試行錯誤して最善の解決策を見つければよいのである・・・・・・・・・
・・・・・・などと甘っちょろい事を言っている場合ではない。
この程度の情報・意見なら既にネット上に氾濫しているし、大手新聞社が季節毎に「あいりん地区、ホームレス問題を考える」などと銘打って特集を組んでいる。
← 読売新聞の切り抜きより
テレビニュースなどでも「ホームレスの実態」とか「密着・ホームレスの生活」などの特集をよく目にするが、そのどれもが毒も牙もない八方美人的なモノばかり。最終的には優等生の模範解答みたく「ホームレス問題は我々自身の問題であり、全国民が一丸となって解決すべきである」といった感の一文で結ばれている。
最初に断っておくがWebmasterの考えでは「あいりん問題」と「日本経済の低迷」は全く関連がない。 経済不況があいりん地区で引き起こしているのは 「失業によるホームレスの急増」であり、「あいりん問題」ではない。大手マスメディアはホームレス問題や既存の社会福祉制度の問題点だけを 取り上げて「あいりん問題」と称しているようだが、それらは日本政府が次世代に向けた産業構造改革を断行し、 高齢化社会に対応した社会システムを完成させれば解決する。つまり日本全体の問題であり、あいりん地区のみが抱える問題ではない。
ではWebmasterの唱える「あいりん問題」とは何か?それは他の地域にはない、あいりん地区が抱えている固有の問題・・・・・・・・
ズバリ、犯罪である。他の地域では違法なはずの行為が、西成あいりん地区では半ば合法化している。あいりん地区は犯罪の
温床であり、それこそが「あいりん問題」なのである。
注) あいりん地域全体が犯罪者の集まりと言っているにあらず。一部の犯罪者があいりん地区で暗躍し、同時に犯罪者を 受け入れてしまう要因があいりん地区にあるのである。詳細は以下を読むべし。
こんなことを書くと関連団体から抗議を受けそうだが、事実を曲げることは出来ない。下の写真を見て欲しい。あいりん地区の一角を写したものである。ここで売られているものが何かお分かりであろうか? 裏ビデオである。公道のどまん中で、平然と、無修正ポルノビデオが当たり前のように売られているのである。しかも1軒や2軒ではない。写真はごく一部に過ぎない。 このような露天商が10軒以上存在するのである。

警察はなぜ取り締まらないのか?いや、正確には数年に1度、摘発されているらしい。昨年も猥褻図画販売目的所持の容疑で逮捕者が一人でている。 その後1週間程は路上から同業者は消えるのであるが、すぐに元に戻ってしまった。まるで逮捕劇などなかったかのごとく・・・。
この裏ビデオ摘発事件を伝える記事をサイト上で発見!なんでも大阪府警へのメール情報が犯行発覚のきっかけらしいが・・・・・・・犯罪を知りながら黙認してきた西成警察の立場はどうなるのだろう?
なに、たかが裏ビデオでないか?インターネットを使えば小学生でも無修正画像を入手できる時代に、
時代錯誤なことを言うな?ならば次の写真を見よ!場所は三角公園のすぐ隣。サイコロが転がり、現金が右から左へと動いている。

これを賭博と言わずして何が賭博か。ちなみに先月、大阪府警四課(暴力団担当)と西成署は西成区内のビルの1室で行われて
いた賭博の現場を摘発、暴力団組員ら14人を賭博開帳などで、客の会社員や主婦らを常習賭博の現行犯で逮捕している。
暴力団が絡んでいなければ警察は動かないのか?それともWebmasterが偶然にも路上賭博の現場をスクープしてしまったのか?忘れてはいけない。西成警察署はあいりん地区のど真ん中、この現場から100メートルと離れていないところにそびえている。


いわずと知れたノミ屋である。しかもマンションの一角で隠れて営業しているのではなく、英国のブックメーカーよろしく1階部分に店を構え、扉を開け放って堂々と商売している。まぎれもない常設ノミ屋である。出入り口に見張り役(?)の男が仁王立ちしているのでさすがに現場そのものは写せなかったが、 部屋(店)の中には壁一面にテレビが置かれ、新聞を手にした男達の目を釘付けにしている。競馬通の知人によれば「モーターボートに競輪、競馬、オートレースなど賭けの対象は日本全国の公営競技場を網羅し、その上100円券の購入に対して 支払いは90円という利用者に優しいシステムになっているため大盛況」との事である。
(ただし配当の上限は一万円。たとえば
ある馬に1000円分賭けてその馬が勝ち、15000円の万馬券となった場合の収支は1500010000x10−90x10で
99100円となる計算。つまり100倍以上の配当分はすべてカットされるということ。そんな高配当滅多に出ないと思うのだが・・・・ノミ屋業界にもリスクマネージメント、リスクヘッジがあるとは知らなかった。)
決して西成警察がノミ行為を黙認しているわけではない。この1年のうちに西成署は区内のお好み焼き店とうどん店を「飲食店を 装ったノミ行為の拠点」として摘発している。どちらも「店の奥にある部屋に観戦用テレビモニターを並べ、客に投票券を売っていた」と新聞記事にある。 隠れてやるから捕まるのか?確信犯的に堂々とやれば捕まらないのか?西成警察の見解を伺いたいものである。
「いやいや、上記はすべて暴力団絡み、一筋縄ではいかない、下っ端をつかまえるだけでは真の事件解決にはならない、 上層部にメスを入れるために この程度の違法行為は見逃している」
・・・・・などという警察の内部事情に詳しい方からのご指摘を受けそうだが
、こんな事を野放しにしているから「西成=無法地帯」 「西成=気の弱い人は近づかない方が無難」という対外イメージが生まれ
てしまうのである。こんな重大な違法行為を警察が見逃しているから「犯罪を犯罪とも思わない感覚麻痺」がこの地域に生まれ、
多数の軽犯罪を誘発し、あまりに多発する軽犯罪ゆえに警察の手が回りきらず、ゆえに軽微な罪については黙認(?)し、ついには各地から犯罪者が集まってくるという悪循環を作り出しているのではないのか?
実例を挙げよう。写真はあいりん地区の路上、スポーツ新聞や雑誌の露天商。雑誌が100円、新聞は50円というのが相場である。

3つめはにわかには信じられないかもしれないが、「盗難多発・ポストに鍵を!」と注意を呼びかける新聞販売店の折込が過去に何度も入っていた。
実際Webmaster宅でも盗られているし、このように防犯カメラ(左の赤丸内・右はその拡大)を設置している家もある。


新聞屋曰く、「路上で売られている新聞の大半は盗品。
警察がその気になって連中の仕入れ先を調べてくれれば盗品であることの証明は可能。
版の違いで駅売りか宅配か分かるし、折込チラシなどを見ればどの販売店の
配達分かも特定できる」とのこと。
なんでも
警察が動けない(動かない)理由の1つに「被害届が出されない」というのがあるらしい。
先の新聞屋によれば「新聞を盗られても警察に届ける人はほとんどいない」そうだ。そりゃそうだ。
朝起きて新聞がポストに入ってなくても「朝刊きてないよ」の電話1本で宅配されるのだから、わざわざ警察に出向いて無駄な時間を過ごす必要はない。
「新聞屋さんが被害届を出したら?」とのWebmasterの助言にも、「一旦配達された新聞の所有権は新聞屋にはないので、被害にあった(盗られた)人が直接届けないといけない」そうな。
話はさらに続き「実は張り込んで同じ新聞泥棒を3回も捕まえた」との武勇伝まで聞かせてもらった。なんでも
1、2回目の警察の対応は「常習犯でないので厳重注意」のみで処分なし。
さすがに3回目には頭にきて「これで3回目、これって常習ですよね。厳しい処分を・・・」
と牽制したところ「検察の方から軽微な罪については署内で処分するよう通達が来ていてね。忙しいから・・・」とのありがたいお言葉をいただいたとの事。
この検察からの通達が西成署に対してのものなのか、大阪府下の全警察署に対してのものなのかはわからないが、窃盗って軽微な罪なのだろうか?刑法第235条
に「他人の財産を窃取した者は、窃盗の罪とし、10年以下の懲役に処する」とあるのだが・・・。新聞は安いからいくら盗っても 罪にならない 軽微な罪なのか?
Webmasterがあいりん地区で目にする軽微(?)な罪はまだまだある。この地域には様々な露天商(古着、食品、工具、玩具、カメラ、CD、パソコン、骨董品・・・・・など。ただし機器に関しては大半が旧式)があるが、一部の店で以下のように明らかに違法・不法なものが売られている。
国民健康保険証 選挙投票用のはがき 医薬品(市販薬) 偽ブランド品(これについても裏ビデオ同様、逮捕→撤収→復活 の繰り返し)




薬についてはこのような処方薬まで売られていた(一人の人間が複数の名前で処方された薬を売っていた。 つまり処方された本人が売っているわけではないということ。ただし処方された病院はどれも同じ)。 風邪薬や痛み止めなど、数種類のモノが売られていた。ちなみにこれは「痛み止め」として200円で購入したもの。中身はムコスタ、フロモックス、ソレトンという商品名の錠剤が3種。
このサイトで調べてみるとその効能はとある。うーむ、確かに痛み止めには違いない。専門家に聞いたところ健康体の人間がこの3種を服用したところで 問題はないそうだが・・・・・・これはゆゆしき問題ではないのか? それにこの売人、病院で処方された薬をこんな値段で転売して利益になるのだろうか?いったいいくらで仕入れているのか? そんな疑問については後々取り上げる予定である。
いかがであろう。ここに紹介したものはごく一部に過ぎないが、それでも いかに西成あいりん地区の生活環境が犯罪というものに対して 麻痺しているかがわかっていただけたのではないか。 しかもその麻痺が全身にまで回りきっているのが犯罪を取り締まるべき西成警察なのだから始末に悪い。これを見て欲しい。

![]() あいりん総合センター | であり、 | ![]() 西成警察署 | なのである。 |
Webmasterの記憶が確かならこの防犯カメラは上記2施設を取り囲むようにして14台設置されている。以前は15台あったのだが、「個人のプライバシーを侵害する」との裁判所の判断により 1台が撤去、2台が遠隔操作による可動式から固定式に変更された。言うまでもなくカメラのモニターは西成警察署内(1階受け付けカウンターの内側)に設置されている。 これのどこが防犯カメラなのだろう?誰がどう見てもあいりん地区の労働者を監視するためのカメラではないか。それに西成警察の周囲を取り囲む強固な門扉からバリケードを連想するのはWebmasterだけか?
西成警察よ、一体なにに脅えているんだ。
目の前で跋扈(ばっこ)する犯罪者よりも、ホームレスや仕事にあぶれた労働者の方が危険なのか?犯罪者を見逃してまでも彼らを監視することのほうが防犯上重要なのか?
過去の教訓から暴動騒ぎに備えるのは結構だが、だからといってあいりん地区の労働者全員を犯罪予備軍とみなすのはいかがなものか?
それに
「軽微な犯罪については黙認」という飴を撒き散らしたところで暴動の抑止にはならない事に早く気付くべきだ。その飴を舐めるのは彼らではなく、
彼ら労働者に紛れた犯罪者なのだから。
思い出して欲しい。61年の件を除けば彼ら労働者が決起するのは犯罪を取り締まる警察に対してではなく、(公共工事の予算カットという形で)彼らから仕事を取り上げようとする社会に対してなのである。その社会が法という名の武器をかざし、
警察力を投入するから彼らは団結して闘うのである。「黙認」という名の飴を蒔こうが蒔くまいが、暴動が起きるときは起きるのである。
あいりん地区再生への第1歩、それは西成あいりん地区における犯罪の撲滅であり、西成警察の意識改革なのである。
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